2006年 F1 TV観戦記 第1戦 バーレーンGP
 
 
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開幕戦のバーレーンGPがいよいよ決勝です。
ポールはミハエルで、とうとうセナが持つ歴代ポールポジション獲得回数に並びました。
ライコネンはサスペンショントラブルで予選タイム無し、21位スタートです。(モンテイロがピットスタート=22位の為)
スーパーアグリの2台も開幕に間に合いました。
決勝用の燃料に各チームどのくらい差があるのか、気になるところです。



さあ、開幕戦スタートです。
先頭は順調にスタートしましたが、後方でスピンした車があります。
ミハエル先頭、スタート2位のマッサがオープニングラップでアロンソに抜かれて3位に転落します。
バトン、スタート失敗でバリチェロの後の6位です。

ロズベルグ1周でピットイン、タイヤ交換しています。
アルバースはシャフトを壊してリタイア、モンテイロのピットスタートとミッドランドはトラブル続きです。

バトンがバリチェロをかわして5位に上がります。ちょっとバリチェロはペースが上がらないようです。
井出にピットのドライブスルーペナルティーが出ました、スタート前にクルーの撤収が遅かったようです。
新しい準備時間が足りなかったチームだけに、ミスが出てしまいますね。

マッサ、アロンソの後でスピン、フルブレーキング直前にハンドル曲げていたためですね。
ブレーキにABS付いてれば止まれますけどねえ・・・ほんとに、今日のマッサは新人みたいな走りをしています。
トップチームのフェラーリで気負いすぎましたか。
タイヤ交換でピットに入ります、が、レンチの故障でリアタイヤの交換に手間取りました。

9周終了で、ミハエル、アロンソ、モントーヤ、バトン、バリチェロ、クリエン、フィジケラ、ウェーバーの順です。ライコネンがようやく10位まで上がりました。

バトンがモントーヤをかわして3位に上がります、今日のバトンは結構アグレッシブですね。
ウェーバーがフィジケラを抜いています、フィジケラ調子が悪いです。

ミハエル、15周で先陣を切ってピットイン、ちょっと軽かったようです。
井出もピットイン、クルーの動きがぎこちないですね。
ここでビルヌーブに引っかかっていたライコネンが、ようやくかわして9位に上がります。
フィジケラ16周でピットイン、アロンソより軽くてアロンソより遅いのはちょっと気になります。

18周でバトンがピットイン、19周でアロンソ ピットイン。ほぼ3つ割の2ストップ作戦ですね。
その間に井出ピットストップ、トラブルのようです。ピットの止まり方もクルーを引きかける位危なかった。
琢磨のピットインに重なるので一旦退かされて、琢磨がピットインしました。
ここでフィジケラ、スローダウン。アクセルにエンジンが反応していないようです。

クリエンが22周でピットイン。
27周時点でミハエル、アロンソ、ライコネン(ピットイン0回)、モントーヤ、バトン、クルサード(ピットイン0回)、ウェーバー、クリエン、ビルヌーブ、リウッツィのトップテンにハイドフェルイド、マッサ、バリチェロ、ロズベルグ、トゥルーリ、スピード、ラルフ、モンテイロ、琢磨(ピットイン4回、ミス連発ですね)、井出(コースに戻っていました)の順で続きます。

ここでまたもやバトンがモントーヤをオーバーテイクしました。
30週でライコネンがピットイン、完全に1ストップ作戦です。
あっと、ビルヌーブのマシンから火が上がっています、完全にエンジンが壊れたようです。

残り22周でミハエルが2回目のピットインです。
状況を判っているアロンソ、周回遅れに盛んに合図を送りながら飛ばします。
最接近する前に意図的に合図を送ってるようです。
ミハエルも、アウトラップにも関わらずタイヤスモークを上げて飛ばしていきます。
お互い、相手が見えない戦いです。

残り19周でアロンソがピットイン、ピットアウトでぎりぎりミハエルの前に立ちました。
出る時はほとんどサイドバイサイドでしたが、アロンソがコーナーで寄せてきて、ミハエルが引いたようです。
残り17周でバトン、残り14周でロズベルグ、残り13周でモントーヤがピットイン。
この時点でアロンソ、ミハエル、ライコネン、バトン、モントーヤ、ウェーバー、クリエン、クルサード、ロズベルグ、リウッツィのトップテンにマッサ、ハイドフェルド、スピード、ラルフ、トゥルーリ、モンテイロ、琢磨(ピットストップ6回・・・)井出と続きます。
ライコネンを見ていると、今年の予選は11位以下だと燃料フルに積めるので、予選でミスしても作戦次第でかなり挽回できそうです。

残り11周、井出がストップしました。トラブル後も走ったことで、かなり経験にはなったでしょう。
残り10周、マッサがリウッツィをかわして、やっとトップ10入りです。

残り15周時点でロズベルグがファーステストラップを記録、残り8周でクルサードとのサイドバイサイドのバトルを制して8位に上がりました。
デビュー戦でこれだけの走りが出来ると、将来にすごい期待をしてしまいます。
ミハエルのデビュー戦の時の興奮を思い出してしまいました。
父親のケケ・ロズベルグは1982年ウィリアムズを駆ってワールドチャンピオンになっています。
今日のニコ・ロズベルグは父の記録を超えることを期待させてくれる走りをしていますね。

残り5周、アロンソとミハエルが接近しています。
ミハエルのエンジン音を聞いていると、コーナーリングのブレーキ中にアクセルを軽く煽って(オーバーステア状態を作り出して)いるのが良く判ります。

残り2周でロズベルグがクリエンをパス、7位に上がりました。

このまま、チェッカーフラッグです。

ルノーとフェラーリは見たままですが、ホンダもマクラーレンに引っかからなければトップとほとんど差は無かったようです。
マクラーレンはタイヤ交換復活にもかかわらず、去年と変わらずロングラン得意です。
以上から、今年はこの4チームでの接近戦になりそうですね。
各チームの力がはっきりするには、ヨーロッパラウンドまでかかりそうです。

新しいところでは、スーパーアグリは二人で88周しましたから、経験を積むという目的は達成しましたね。
次のレースではピット作業が改善されることに期待しましょう。
ロズベルグは期待以上で、デビュー戦らしからぬ走りを見せてくれました。
これを続けられれば、アロンソ、ライコネンのライバルになるのは時間の問題でしょう。
トロロッソのV10はやっぱり反則ですね、トヨタとBMWより上ですから。
しかし、FIAからみると日本とドイツ・・・まずいです。
ウィリアムズが入っていたら確実にV10の規制強化でしょうけど、アジアの小国とヨーロッパの敗戦国の意見は軽視されますからねえ。
FIAの公正な判断に期待しましょう。



結果
ポールポジション  ミハエル・シューマッハー
優勝  フェルナンド・アロンソ
2位  ミハエル・シューマッハー
3位  キミ・ライコネン

ファーステストラップ  ニコ・ロスベルグ
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