2006年F1ニュース 4月から6月 |
|||||||||
|
|||||||||
F1の最新情報です。 F1に関する情報が氾濫している中で、私が気になった情報を掲載しています。 (更新は気になる情報が出たときに追加するので不定期です。 また、できるだけ早い更新を心がけています。) 2006年 6/30 スーパーアグリF1チームは、29日、ニューマシンSA06を、第12戦ドイツGP(7月28-7月30日)で実戦投入することを正式発表。 待望のニューマシンSA06は、すでにFIAのクラッシュテストに合格。 当初はフランスGPからの実戦投入が伝えられていたが、1戦投入が先延ばしになった原因はSA06に使用するギヤボックスのスペックを決定するのに時間を要したことと、風洞施設で技術的なトラブルが発生し、すべてのモデルテストを5日間停止したため。 6/29 BMWザウバーのリアウイングがストレートで平たい形状にたわんで最高速を稼いでいる、と主張してきたHonda Racing F1にウィリアムズとマクラーレンが同調。 今回のカナダGPでも、他車のスローダウン等で予選のアタックを邪魔されるトラブルが多発。 これを受け、レーススチュワードは各チームに対し「それぞれの持つ情報により、こうした問題が起きないよう配慮する」ことを強く要望する声明を発表。 現在の多機能化したテレメトリーシステムにより各チームでは、走行中の他車の位置などについても常に把握できるようなデータを入手しており、チーム側がドライバーに対して適切な指示を与えれば他車のアタックを妨害するようなトラブルは起きない筈というもの。 モナコのミハエルの時のようにペナルティを加えれば良いのでは。 FIAのペナルティーの基準がはっきりしていないから同じような問題が起きていると思うのですが。 6/25 ホンダは、中本修平氏をシニア・テクニカル・ディレクターの地位に就け、現場の運営はスポーティング面をジル・ド・フェラン氏、エンジニアリング面をジャッキー・エッケラート氏が担当するが、今後の話し合いの結果によってはジェフリー・ウィリス/テクニカル・ディレクターの離脱の可能性もあることを認めている。 和田 康裕/HRD社長によれば、今回の改変は100人200人規模だったF1チームの時代から、500人もの大きな規模になった現代のF1チームに転換するための組織改革であり、将来を見据えた場合どうしても必要なものだという。 6/17 可変ウイング疑惑に終止符を打つルール改正。 新ルールでは、リアウイングに“セパレーター”の取り付けを義務づけ。 セパレーターの働きは、高速時にプレートのすき間が収縮することを防止するもので、ダウンフォース減少によるスピード向上を抑制する効果がある。 来週のカナダGPからルール改正が適用される。 6/16 ルノーは15日、ジャンカルロ・フィジケラとのドライバー契約を2007年まで延長したことを発表。 6/12 イギリスGPの会場で行われたGPDA(グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション)の会合で、一部ドライバーから糾弾されていたミハエル・シューマッハは釈明のあと、役員のポジションに留まることを承認された。 これに反発したジャック・ビルニューブ、ペドロ・デ・ラ・ロサはGPDAからの脱退。 6/8 山本左近のスーパーアグリF1チーム入りが正式に発表。 イギリスGP、アメリカGP、カナダGPの3戦、金曜フリー走行でサードカーをドライブする。 チームから正式に発表されたリリースによれば、その後に関しては触れられていない。 6/1 FIA(国際自動車連盟)は31日、「2008年F1委員会」と題した声明を発表。 2008年のスポーティング・レギュレーションは、1ヶ国から1チーム、FIA、F1の商業権利保有者、5ヶ所のレース主催者の代表で構成されるF1委員会のメンバーによって承認された後、世界モータースポーツ評議会に提出され、決議される。 従来、F1に参戦する各チームに与えられていた票は、この変更によって1ヶ国1チームに絞られ、イギリスではマクラーレンとミッドランド、イタリアではトロ・ロッソ、日本ではトヨタとスーパー・アグリが投票権を失っている。 委員会メンバー チーム オーストリア:レッドブル・レーシング フランス:マイルドセブン・ルノーF1チーム ドイツ:BMWザウバーF1チーム イタリア:スクーデリア・フェラーリ・マールボロ 日本:ホンダ・レーシングF1チーム イギリス:ウィリアムズF1チーム 委員会メンバー レース主催者 オーストラリアGP ブラジルGP ハンガリーGP モナコGP スペインGP 5/31 ジャック・ビルニューブが、5月29日スイスで結婚。 お相手はかねてから交際中だったヨハンナ・マルティネスさんで、まだ10代。 5/28 レース・スチュワードはミハエル・シューマッハのタイムを抹消し、さらに、決勝レースはグリッド最後尾からスタートさせると公表。 フィジケーラは予選上位3つのタイム抹消。 モナコGP公式予選終了後、レース・スチュワードはミハエル・シューマッハのコース上でのストップに対し、審議対象としたことを発表。 ミハエルは最終アタックの際にコーナーを曲がりきれずにコース上でストップし、コースはイエローコーションとなり他車の最終アタックを妨害した形で予選は終了。 フィジケーラとクルサードとの接触(?)についても審議対象としている。 5/27 26日(金)ミシュラン社主代表兼CEO(最高経営責任者)のエドワール・ミシュラン氏(43)の乗ったボートが沈み、エドワール氏が亡くなった。 エドワール氏は、5月12日からはミシェル・ロリエ氏とともに、業務担当としてグループの運営を行っていた。 5/25 トヨタは、第7戦モナコGPで進化型マシンTF106Bをデビューさせる。 5/21 F1の商業権を保有するバーニー・エクレストン氏が、GPMA(グランプリ・マニュファクチャラーズ・アソシエーション)との合意文書にサイン。 チーム側は、これまで25%以下とされたF1商業権からの収入が、50%(推定)に拡大することになる。 今後はマックス・モズレーFIA会長との間での、テクニカルな問題での合意に焦点が移る。 5/16 スーパー・アグリ・F1チームのマーク・プレストンは新車SA06のデビューを7月のフランスGPとする見通しを表明。 同車にはシームレス・シフトを備えた最新仕様のギヤボックスがホンダ・エンジンに装着される予定。 5/10 国際自動車連盟(FIA)がスーパーアグリの井出有治のスーパーライセンスを取り消すことを決め、日本自動車連盟(JAF)を通じ、本人側に通達した。 これで井出は同シリーズへの出場が不可能となった。 5/4 スーパーアグリは4日、正ドライバーの井出有治を7日に決勝が行われる欧州グランプリに出場させないと発表。 鈴木亜久里代表が、欧州GPでは井出に代えて第3ドライバーのフランク・モンタニーを起用すると表明した。 国際自動車連盟(FIA)から苦戦が続く井出を1度レースから外してテスト走行で練習するよう助言されたという。 4/30 トヨタのテストチーム・マネージャーを務めるゲルト・プファイファー氏は28日「モナコGPにはTF106Bを投入できるだろう」との考えを示した。 ポール・リカールテストでTF106Bの実走テストを、4/26、27にヤルノ・トゥルーリ、4/28にラルフ・シューマッハが行った。 4/29 FIAは28日 2008年シーズンのF1エントリーリストを発表。 注目の12番目となる新規参戦チームは、プロドライブに決定。(他11チームは現在参戦チームと同じ) プロドライブ社は前B.A.R・ホンダ・チーム代表のデビッド・リチャーズ氏が代表で、WRC(世界ラリー選手権)ではスバル・チームを構成するなど大きな実績がある。 FIAのマックス・モズレー会長は、今回の記者会見でこれまでの説明通りF1参戦チームの総数を12までとしたが、その主な理由はサーキットのピットなど施設の問題にあると説明。 施設面の拡充が図られた場合には総枠が拡げられる可能性がある。 4/28 スーパーアグリF1は27日、次戦のヨーロッパGPでフランク・モンタニーがサードドライバーを務めると発表。 モンタニーは開幕戦バーレーン、第2戦マレーシアでサード兼リザーブドライバーを務めたが走行なし、ニュルブルクリンクの5月5日のフリー走行でスーパーアグリF1のマシンをドライブ予定。 スーパーアグリF1はサードドライバーの金曜フリー走行を行っていなかったが、今回初めて3台目の走行を行うことになる。 4/26 ウィリアムズのチーフ・デザイナーであるヨルグ・ザンダー氏が、BMWザウバーF1』チームに移籍。 BMWへの実際の移籍は7月となる。 トロ・ロッソのV10-3.0リッターエンジン使用の問題、そしてフェラーリ・チームの可変ウィングについて、FIAは先週イモラでFIAのテクニカル・ワーキング・グループの会合を開き、これらについて検討、いずれも問題にしないということで結論となった。 4/14 アロンソ移籍の早い発表のせいか、ストーブリーグのいろんな噂が出てきています。 ライコネンがフェラーリ、ミハエルが契約更新・ルノー移籍、ロッシのフェラーリでF1デビューなどなど。 いずれも不確定な話です。 ディレクター関係もガスコインのトヨタ離脱など、今年は移動の話がでてくるのが早いです。 今週は10チームがバルセロナでテストやっていますが、ほとんどレースウィークのメンバーです。 下位グループのタイムが上がってきているので、今後ますます混沌としたシーズンになりそうです。 (最近は噂のニュースが多いので、感想文になってしまいました) 4/6 トヨタは5日(水)の朝、テクニカルディレクターのマイク・ガスコインを停職にしたことを表明。 「フォーミュラワンチームの技術面の運営に関する根本的な意見の相違のため、トヨタ・モータースポーツは追って通知するまでの間、シャシー担当テクニカルディレクターのマイク・ガスコインを停職とした」と、トヨタチームは水曜日にロイター通信社に対して述べた。 スーパーアグリとミッドランドF1は共同でトロ・ロッソのV10使用に関してFIAに抗議の書簡を送付。 4/2 オーストラリアGPで8位フィニッシュを果たし、トロ・ロッソ初ポイントを挙げたかに思われたスコット・スピードが、レース後、黄旗に十分注意を払わなかったとして、25秒加算のペナルティーを科され降格。クルサードが8位。 さらに、ヒアリングの際にクルサードに対して暴言を吐いたため、5000ドルの罰金も科せられている。 また、12位で完走を果たした佐藤琢磨に関しても、青旗を無視したということで、懲戒処分が下されている。 ラルフ・シューマッハの3位表彰台が剥奪の可能性。ニック・ハイドフェルドはラルフが自分をオーバーテイクしたと明言している。 ページトップへ |
2006年F1ニュース 7月から12月 2006年F1ニュース 4月から6月 2006年F1ニュース 1月から3月 F1 2006年 レース日程とエントリーリスト F1 現役チームとドライバー |
||||||||
|