2009年 F1 TV観戦記 第9戦 ドイツGP |
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F1第9戦 ドイツGPがいよいよ開幕です。 Q2の雨で大混乱となった予選でしたが、 ポールポジションはウェーバーが獲得、2番にはバリチェロ、3番はバトン、4番にはベッテルと、今回の予選はレッドブルとブラウンGPのがっぷり四つ。 とはいえ温度が低いドライの路面では、レッドブルが有利なようです。 5番手はハミルトンに6位コバライネンと、マクラーレンが復活の予感です。 7番手に驚きのスーティルが入り、マッサ8番、ライコネン9番とフェラーリは今ひとつでした。 一貴13番、トゥルーリ14番、グロック19番と、トヨタ勢は振るいませんでした。 今回は練習走行やドライの予選におけるレッドブルの速さに、決勝レースでブラウンGPがついていけるのか注目です。 またマクラーレンの復調が本物かという興味も加わり、決勝レースが楽しみです。 雨のQ2で沈んでしまったドライバーの、決勝における巻き返しにも期待できそうです。 決勝でのバトルを楽しみに待ちましょう。 いよいよドイツ、ニュルブルクリンクでの決勝レースが始まります。 ベッテルが地元でどんな走りを見せるのか、注目です。 気温が低めな為か、ソフトタイヤでスタートするドライバーが多い中、一貴はハードタイヤを選択です。 燃料をたくさん積んでいるドライバーはハードタイヤを選択しているようです。 フォーメーションラップ途中で、なんとアロンソがスピン。 スタート順位には影響はないようですが、ちょっとアロンソらしからぬシーンでした。 そして、レーススタート。 KERSを使ったハミルトンがいったんトップに立つも、使いすぎたか、オーバーラン。 大きく順位を落とします。 ウェーバーはバリチェロを意識しすぎて軽く接触、スタートは今ひとつでした。 トップはバリチェロに変わり、各所で軽い接触やオーバーランがあっているようです。 オープニングラップはバリチェロが取り、以下、ウェーバー、コバライネン、マッサ、バトン、ベッテル、ライコネン、スーティル、ロズベルグ、クビサのトップテンに、アロンソ、ハイドフェルド、ブエミ、フィジケラ、ピケ、トゥルーリ、ブルデー、グロック、一貴、ハミルトンと続きます。 KERSを上手く活用できたコバライネンとマッサがポジションアップしています。 ハミルトンは右リアタイヤがバーストしています。 今回のマクラーレンは調子が良かっただけに、もったいないですね。 2周目、バトンがコバライネンに迫っています。 その後ろで、ベッテルがオーバーラン、ライコネンに抜かれたようです。 残り55周、燃料が軽いバリチェロに、重めのウェーバーがぴったり付いています。 やはりレッドブルのマシンの方が、ブラウンGPのマシンより若干速そうです。 残り53周でバリチェロとウェーバーの差は1.1秒の僅差、3位コバライネンは既に11秒以上遅れ、バトンやマッサやベッテルが引っかかる形です。 こうなるとベッテルの母国優勝は厳しくなってしまいそうです。 残り51周でベッテルがマッサに仕掛けますが、ちょっと無理。 接触を避けるために、軽くオーバーランしてしまいました。 残り49周、ここでなんとウェーバーにドライブスルーのペナルティーです。 スタートでバリチェロに寄せすぎて、接触したことによるペナルティーのようです。 なんとももったいないペナルティーといえそうです。 ここでフィジケラがアロンソを抜いて11位に浮上、今回のフォースインディアは予選から速さをみせています。 残り47周、マッサに抑えられていたバトンがちょっと早めのピットインです。 ソフトからソフトタイヤに交換、6.6秒の給油でピットアウトですから、これは3ストップのようです。 バトンは前が開けているところでコースに復帰です。 残り46周、ここでバリチェロがピットイン、ウェーバーもペナルティーで入りました。 バリチェロはソフトからソフトタイヤに交換、6.6秒の給油でピットアウトですから、これは3ストップのようです。 ベッテルの前でコースに復帰です。 なんとペナルティーのウェーバーは、トップでコースに復帰したようです。 遅いコバライネンにみんなが引っかかっている間に稼いだタイムが、相当大きかったことになります。 残り45周で、そのコバライネンがピットイン、ソフトからハードタイヤに交換、8.4秒の給油でピットアウトです。 これだとピットの回数は微妙なところでしょう。 ピットを終えてコースに戻ったコバライネンに、グロックが引っかかっています。 その隙に一貴がグロックをパス。 ここは一貴が上手く活用して、ようやくグロックを抜けたというシーンでした。 残り41周、ウェーバーがピットインです。 ソフトからハードタイヤに交換、8.8秒の給油でピットアウトですから、素直な2ストップのようです。 ここで暫定ながらマッサがトップ、バリチェロが接近していますが、なかなか抜けないようです。 ブルデーもピットイン、こちらはトラブルでしょうか、そのままリタイアです。 残り39周でベッテルがピットイン、ソフトからハードタイヤに交換、8.6秒の給油でピットアウトです。 残り38周でソフトタイヤのバトンがハードタイヤのウェーバーに迫っています。 おそらく1ピットストップの差があるので、ここはバトン、早く抜きたいところでしょう。 残り37周でトップはマッサ、以下、バリチェロ、ライコネン、スーティル、ロズベルグ、クビサ、ウェーバー、バトン、ハイドフェルド、ピケのトップテンに、ベッテル、コバライネン、一貴、グロック、フィジケラ、アロンソ、ブエミ、トゥルーリ、ハミルトンと続きます。 マッサやライコネンやスーティルは、かなりの燃料をつんで予選を戦ったことになります。 残り36周でライコネンがピットイン、ソフトからソフトタイヤに交換、7.7秒の給油でピットアウトです。 さすがにフェラーリ、ソフトタイヤでロングランを行っていたことになります。 そして残り35周でマッサがピットイン、ソフトからソフトタイヤに交換、7.9秒の給油でピットアウトです。 ベッテルの後ろでコースに復帰、ライコネンも真後ろです。 ここでピットに入っていないスーティルが2位を走行しています。 スーティルはフェラーリより重い燃料で、フェラーリの二人に予選で勝ったことになります。 今年はレースごとに、驚きが多いシーズンですね。 残り33周でスーティルがようやくピットイン、ハードからハードタイヤに交換、6.8秒の給油でピットアウトです。 フォースインディアのマシンには、ハードタイヤが合っているようですね。 コースに復帰、ここでライコネンと接触。 スーティルは後ろを見ていなかったのか、避けようとしたライコネンにぶつかっていきました。 スーティルのノーズのパーツが飛んでいます。 ここでトップのバリチェロと2位ウェーバーの差は4.2秒、これでは3ストップのバリチェロはトップをキープできません。 スーティルがようやくピットに戻り、ノーズを交換します。 残り31周、燃料が軽いはずのバリチェロに、ウェーバーが3.8秒と差を縮めています。 しかもウェーバーはハードタイヤですから、レッドブルの速さは抜群ですね。 ここでライコネンとスーティルの接触について、レース後に判定を行うと表示されています。 スーティルは、調子が良いときのミスが多いために、いいチームから声がかからないような感じがします。 残り29周でバトンがピットイン、ソフトからハードタイヤに交換、6.7秒の給油でピットアウトです。 一貴もピットに入ったようです。 既にバリチェロの真後ろにウェーバーが迫っています。 残り28周で、そのバリチェロがピットイン、ソフトからハードタイヤに交換。 ここで給油トラブル、ホースを交換して11.4秒かかってピットアウトです。 何とかライコネンの前でコースに復帰ですが、今年のバリチェロはついていないですね。 ここでトップはウェーバー、以下、ベッテル、マッサ、ロズベルグ、バリチェロ、ライコネン、バトン、コバライネン、フィジケラ、グロックのトップテンに、アロンソ、クビサ、ブエミ、ハイドフェルド、ピケ、一貴、スーティル、トゥルーリ、ハミルトンと続きます。 残り27周でライコネンがバトンに抜かれます。 何か不自然な抜かれ方で、トラブルを感じさせる感じです。 ここでバリチェロのラジオで、2ストップに変更の予定が、先ほどの給油ミスで燃料が足りず、3ストップに戻すことになりそうです。 そしてライコネンがスローダウン、やはりトラブルでした。 今年のライコネンは、昨年以上にトラブル続きという印象です。 ライコネンはピットに戻ってリタイアとなります。 残り17周でウェーバーがピットイン、ハードからハードタイヤに交換、7.1秒の給油でピットアウトです。 レッドブルはハードタイヤのほうがマシンに合うようですね。 残り16周でベッテルがピットイン、こちらはハードからソフトタイヤに交換、6.8秒の給油でピットアウトです。 これは母国グランプリのベッテル、チームメイトであるウェーバー追撃体制に入るようです。 残り10周でバリチェロがピットイン、ソフトタイヤの残りがないのか、ハードからハードタイヤに交換、5.8秒の給油でピットアウトです。 ロズベルグの後ろでコースに復帰です。 一貴もピットインしているようです。 残り9周でバトンがピットイン、ハードからソフトタイヤに交換、6.2秒の給油でピットアウト。 バリチェロの前、逆転でコースに復帰です。 ここで、コバライネン以下、グロック、ハイドフェルド、一貴が接近しています。 8位1ポイントをかけた争いとなっています。 残り7周でトップはウェーバー、以下、ベッテル、マッサ、ロズベルグ、バトン、バリチェロ、アロンソ、コバライネン、グロック、ハイドフェルドのトップテンに、一貴、フィジケラ、ピケ、クビサ、スーティル、ブエミ、トゥルーリ、ハミルトンと続きます。 コバライネン以下のポイント争いに、フィジケラも追いついてきました。 残り2周、アロンソがブラウンGPの2台、バトンとバリチェロの真後ろまで追いついてきました。 今のルノーは、ブラウンGPのペースよりも速いことになります。 こうなってくると、チャンピオンシップ争いがますます分からなくなりそうです。 そしてウェーバーがファイナルラップに入ります。 なんと131戦勝利なしのウェーバーが、そのままトップでチェッカーフラッグ、132戦目の勝利です。 2位にはベッテルが入り、レッドブルの完勝です。 マッサが3位、今季初の表彰台です。 ロズベルグが4位、ブラウンGPのバトンは5位、バリチェロは6位と、完全にここまでのシーズンの流れとは大きく変わってきています。 とにかくレッドブルがシーズン序盤のブラウンGPのように圧倒的に速く、フェラーリやルノー、マクラーレンも速さを取り戻しつつあります。 逆にブラウンGPは、速さをみせられないレースが続いています。 特にタイヤの特性に適応できないレースが続いているのが気になるところです。 想定より温度が低いレースが続いているとはいえ、マシンの適応の巾が狭いのかもしれません。 このあたりは、チーム体制の弱さがそのまま成績につながり始めてしまった印象です。 次はハンガリーGPです。 ブラウンGP向きのコースのはずなので、ここで落とすようだと、バトンのチャンピオンもかすんでしまいます。 レッドブルがここまでの勢いで勝利すると、チャンピオンシップの流れが完全に傾きそうな、大事なポイントのレースになりそうです。 結果 ポールポジション マーク・ウェーバー 優勝 マーク・ウェーバー 2位 セバスチャン・ベッテル 3位 フェリペ・マッサ ファーステストラップ マーク・ウェーバー 第9戦レース結果 第10戦 第8戦 ページトップへ |
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