2009年 F1 TV観戦記 第7戦 トルコGP
 
 
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F1第7戦 トルコGPがいよいよ開幕です。

ポールポジションはベッテルが獲得、2番にはバトンが入り、3番はバリチェロ、4番手はウェーバーと、2強の状態です。
5番手はトゥルーリが入り、6位はライコネン、同一コース4連勝を狙うマッサは7位に沈みました。
トヨタやBMWがちょっと浮上して、2強以下の争いが激しくなっています。

マクラーレンは14位のコバライネンがやっと、ハミルトンも16位となかなか上がってこれません。
一貴は12番、グロックは13番とちょっと微妙なところです。

今回の予選は、リアディフューザーをようやく新しくしたレッドブルが、ブラウンGPに追いついたところに注目です。
逆にそれ以外のチームは、上がりそうで上がらない、もどかしさが続いています。
とはいえ予選のタイムは接近しているので、決勝の展開が楽しみです。



いよいよ注目のトルコグランプリの決勝が始まります。
レッドブル、ブラウンGP共にハードタイヤでのスタートです。
他のチームもハードタイヤが多く、ソフトタイヤは厳しいのかも知れません。

フォーメーションラップが終わり、いよいよレースがスタート。
ベッテルとバトンはスムーズなスタートを切るも、バリチェロがミス。
後続も混乱して、順位が大きく変わりました。

ここでバトンがベッテルをかわしています。
ベッテルがミスして遅れた瞬間に、バトンが抜いていきました。
ライコネンもミスがあったのか、2つ順位を落としています。
クビサと軽く接触、何かパーツが飛びました。

オープニングラップのトップはバトン、以下、ベッテル、ウェーバー、トゥルーリ、ロズベルグ、マッサ、アロンソ、クビサ、ライコネン、一貴のトップテンに、コバライネン、バリチェロ、ハイドフェルド、グロック、ピケ、ハミルトン、スーティル、フィジケラ、ブエミ、ブルデーと続きます。
バリチェロ、コバライネンに引っかかっているのか、ハイドフェルドにつつかれる格好です。

残り57周の2周目、クビサがソフトタイヤのアロンソに迫っています。
アロンソがちょっとミスした隙に、真後ろにつきました。
とはいえ、さすがにアロンソ、ここは譲りません。

既にバトンはベッテルとの差を開きつつあります。
燃料が軽めのベッテルにとっては、かなり厳しい状況となりました。
バリチェロがコバライネンに盛んに仕掛けますが、ちょっと抜けない状態です。

残り54周、フィジケラがトラブルでしょうか、ピットに入っています。
フィジケラはガレージ内で作業中ですが、これはリタイアでしょう。

残り51周、バリチェロがコバライネンをようやくパス。
さすがにブラウンGPのマシン、コーナーでは圧倒的な速さです。
しかし、その後の直線でKERSを活用したコバライネンが抜き返します。
激しいバトルです。

残り50周、そのバリチェロとコバライネンが接触。
抜かれかかったコバライネンが、無理に内側に入れすぎましたね。
不運にもスピンしたバリチェロは、ハミルトンまでも抜かれてしまいました。
バリチェロとコバライネンは、どちらもチームメイトに負けている立場なので、ちょっと焦りが感じられます。

残り49周、ライコネンがクビサに迫っていますが、抜けるほどの勢いは感じませんね。
ここでバリチェロがピケに迫り、ピケがミスした瞬間に、簡単に抜いていきます。

残り48周でのトップはバトン、以下、ベッテル、ウェーバー、トゥルーリ、ロズベルグ、マッサ、アロンソ、クビサ、ライコネン、一貴のトップテンに、コバライネン、グロック、ハイドフェルド、スーティル、バリチェロ、ピケ、ハミルトン、ブエミ、ブルデーと続きます。

残り46周、バリチェロがスーティルに迫ります。
軽く接触、バリチェロがフロントウイングを壊しました。
その後並びかけようとしますが、さすがにここは無理。
バリチェロは、ちょっと早めのピットストップとなりそうです。
そのバリチェロがピットイン、ハードからハードタイヤに交換、フロントウイングを交換の上給油して、11.3秒でピットアウトします。

残り44周、燃料が軽くなってきたベッテルが、バトンとの差を縮めつつあります。
しかし、まだ差は5秒近くあります。
残り43周でそのベッテルがピットイン、ハードからハードタイヤに交換、6.5秒の給油でピットアウトです。
給油時間が短いので、3ストップの可能性があります。

残り42周でトゥルーリがピットイン、ハードからハードタイヤに交換、9.0秒の給油でピットアウト。
9位でコースに復帰です。
残り41周でバトンがピットイン、ハードからハードタイヤに交換、9.3秒の給油でピットアウト。
ベッテルの前、3位でコースに復帰です。
マッサもピットに入ったようです。

残り40周でウェーバーがピットイン、ハードからハードタイヤに交換、9.4秒の給油でピットアウト。
クビサの真後ろでコースに復帰ですが、ちょっと頭を抑えられる格好でした。
ここでロズベルグもピットインです。

残り38周でクビサがピットイン、ハードからハードタイヤに交換、9.3秒の給油でピットアウト。
ハイドフェルドの後ろでコースに復帰です。
ピットに入っていない一貴が4位を走っています。

ここでベッテル、バトンより速いペースで差を縮めてつつあります。
ベッテルのスタート時のタイヤは、空気圧調整のミスか、タイヤコンディションが良くなかったのかもしれません。

ピットインを終えたライコネンが、ハミルトンに抜かれました。
しばらくはハミルトンに抑えられそうで、ちょっと不運ですね。

残り35周、速いベッテルがバトンの真後ろに迫ってきました。
今年のバトンにとっては、久しぶりのバトルとなりそうです。
ベッテル、盛んにバトンに仕掛けようとしますが、バトンが上手い抑えで対応。
今年のバトンの走りは、切れが違います。
ベッテルが仕掛けるまでには至りません。

残り32周で一貴がピットに入ったようです。
ここでグロックがトゥルーリをかわしたシーンが入りました。
これはピット戦略が違う2人を、一番良いペースで走らせることを優先したチーム戦略のようですね。

残り29周でベッテルがピットイン、ハードからハードタイヤに交換、8.6秒の給油でピットアウトします。
おそらくソフトタイヤを短く使う3ストップ作戦ですが、そうなると序盤にバトンに抜かれたのが大きな痛手といえます。
マシン的にも、ブラウンGPにわずかに及ばないことが分かる、ここまでのタイム差ですね。

残り25周、ハミルトンがピットイン、ハードからソフトタイヤに交換、9.8秒の給油でピットアウトします。
ひょっとしたら1ストップの可能性がありますが、タイヤは厳しそうな予感もします。
そのハミルトンにピケが迫り、オーバーテイク。
直線でハミルトンが並ぼうとしますが、ちょっと及びません。
ソフトタイヤとはいえ、ピットアウト直後では、さすがに厳しいバトルでした。

残り19周、バリチェロがピットイン、ハードからソフトタイヤに交換してピットアウトします。
ウイング交換によるピット戦略の大きな変更は無かったようですが、ソフトタイヤを若干長めに使うようです。
アロンソもピットインしたようです。

残り18周でロズベルグがピットイン、ハードからソフトタイヤに交換、6.9秒の給油でピットアウト。
一貴の後ろでコースに復帰です。
ここでのトップはバトン、以下、ウェーバー、ベッテル、トゥルーリ、マッサ、一貴、ロズベルグ、クビサ、グロック、ライコネンのトップテンに、アロンソ、ハイドフェルド、コバライネン、ピケ、ブエミ、ハミルトン、バリチェロ、スーティル、ブルデーと続きます。

残り16周で、マッサがピットイン、ハードからソフトタイヤに交換、7.4秒の給油でピットアウトします。
トルコGPの4連覇は絶望的ですね。
そして残り15周でバトンがピットイン、ハードからソフトタイヤに交換、7.3秒の給油でピットアウト。
ウェーバーも同時にピットイン、ハードからソフトタイヤに交換、7.1秒の給油でピットアウトします。
一貴、トゥルーリもピットインしているようです。
一貴はピット作業に失敗、順位を落としてしまったようです。

残り11周、ベッテルが良いペースでバトンを追っていますが、もう一回ピットインが必要です。
残り10周で、そのベッテルがピットイン、ハードからソフトタイヤに交換、5.8秒の給油でピットアウト。
ですが残念ながらウェーバーの後ろ、3位でコースに復帰です。
ここでバリチェロがピットに入り、そのままリタイアです。
今回のバリチェロは散々でしたね。

残り5周でトップはバトン、以下、ウェーバー、ベッテル、トゥルーリ、ロズベルグ、マッサ、クビサ、グロック、ライコネン、アロンソのトップテンに、ハイドフェルド、一貴、ハミルトン、コバライネン、ブエミ、ピケ、スーティル、ブルデーと続きます。

残り4周、既にバトンはエンジンをいたわるクルージングに入っています。
2位のウェーバーとは17秒以上の差です。
3位のベッテル、ウェーバーの後ろに迫っていますが、ここはチームメイト、無理はしないでしょう。

そしてファイナルラップに入ります。
バトンはかなりペースを落とし、ウェーバーとの差が急速に迫っていますが、これはコントロールでしょう。
最後のストレートで左右にマシンを振りながらのトップチェッカーです。
4連勝で今年6勝目、圧倒的な勝率です。
2位と3位にはウェーバーとベッテルがそのまま入りました。

トヨタのトゥルーリが4位、ロズベルグが5位とトヨタ勢?が堅実な結果を残しました。
今年のトヨタはコース次第で浮き沈みが激しいですね。
同じコースで4連勝を狙ったマッサは6位、タイム差を考えると、トップとの差はかなりあります。
KERSが足を引っ張っているのは、高速コースでも明らかといえそうです。


今年のバトンは、円熟期のミハエル並に安定感と速さを兼ね備えています。
去年の不調が嘘のようです。
チーム存続の危機で、眠っていた才能が覚めたのでしょうか。
ここまでくると、年間最多勝の記録まで見えてきそうな勢いを感じます。

それにしてもKERSは時期尚早という印象が否めませんね。
KERSを一貫して搭載しているマシンでは、フェラーリはともかくマクラーレンは悲惨な状態です。
BMWは、KERSを無くしてちょっと改良したら、一気に浮上してきました。
もしフェラーリにKERSが無かったら、ブラウンGPといい勝負をしているような気がします。
現在この2チームは、来期のために開発しているような状態といえるのかもしれません。

次はいよいよバトンの母国、イギリスグランプリです。
この勢いのまま、母国初優勝なるか、注目しましょう。



結果
ポールポジション  セバスチャン・ベッテル

優勝  ジェンソン・バトン
2位  マーク・ウェーバー
3位  セバスチャン・ベッテル

ファーステストラップ  ジェンソン・バトン



第7戦レース結果

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