2006年 F1 TV観戦記 第2戦 マレーシアGP
 
 
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第2戦のマレーシアGPがいよいよ決勝です。
ポールはフィジケラで、ほぼ1年ぶりです。
今回はエンジン交換が多く、スターディンググリッドが決まるのに時間がかかりました。
(M.シューマッハ(14番)、R.シューマッハ(22番)、D.クルサード(19番)、R.バリチェロ(20番)、F.マッサ(21番))
今回はエンジントラブルが多かったので、決勝も荒れそうです。
予選で給油を間違えて、ほぼフルタンク状態のアロンソとエンジン交換が決まっていたドライバーの決勝での作戦が気になるところです。



さあ、第2戦スタートです。
スタートは順調ですが、ウェーバーとロズベルグが牽制し合っている間にアロンソが3位に上がりました。
アロンソは7位スタートなので、すごく良いスタートです。
直後にライコネン、コースアウトでリタイアです。
後ろから誰かに押されたようで、今年も今のところ運が無いですね。

オープニングラップ過ぎてフィジケラ、バトン、アロンソ、ウェーバー、モントーヤ、ハイドフェルド、ロズベルグ、トゥルーリ、ビルヌーブ、ミハエルのトップ10にクルサード、スピード、ラルフ、マッサ、バリチェロ、琢磨、リウッツィ、アルバース、井出、モンテイロと続きます。
2周目クリエンがフロントタイヤ廻りを壊してピットにはいります。
ライコネンにぶつかったのはクリエンでしょうか。

ウェーバーが燃料の重いアロンソを抜こうとしますがなかなか抜けません。
マッサがラルフに抜かれていたスピードをかわして13位に上がります。
リプレイで見ると、ライコネンにぶつかったのはハイドフェルドのようです。
(訂正、やはり追突したのはクリエンでした)3/21

ハイドフェルドがコーナーでミス、ロズベルグが6位に上がりました。
直後、ロズベルグがエンジンブローで炎を上げて止まりました。
シフトダウンでエンジンブローですから、シフトミス(ダウンが早すぎた)の可能性もあります。

13周目、ミハエルがトゥルーリをきれいにかわして7位に上がります。
14周終了してウェーバーがトップ集団の先陣を切ってピットイン。
ビルヌーブがトゥルーリをかわして7位に上がります。

16周目ウェーバーが軽く煙を吹いてスローダウン。
予選で調子の良かったウィリアムズは全滅です。
今度はマッサがトゥルーリをかわして6位に上がります。
どうもトゥルーリはペースが上がらないようです。

16周終了してフィジケラピットインします。が、11秒1、ちょっと時間がかかりました。
18周終了してバトンがピットイン、ピットアウトでモントーヤのすぐ後ろです。

少し雨が降っているようです。マレーシアですからスコールが気になります。

23周を終えてモントーヤとミハエルがピットイン。
ミハエルはピットアウトでクラッチが滑っているような感じで出て行きました。
今年のフェラーリは予選で3つエンジン換えましたし、マシントラブルが多いですね。

アロンソが残り30周でピットイン、7秒3で出て行きましたので、変則2ストップです。
琢磨をリウッツィが攻め立て、一旦琢磨の前に出ますが、琢磨、ストレートエンドで強引に抜き返します。
しかし結局琢磨、リウッツィに抜かれます。マシンに差があるので、どうにもならない感じです。

残り27周でようやくマッサがピットイン。完全に1ストップです。
残り23周でトップはフィジケラ以下バトン、アロンソ、モントーヤ、ハイドフェルド、ミハエル、マッサ、ビルヌーブの順です。

残り20周でバリチェロにペナルティー、ピットレーンの速度違反です。
バリチェロペナルティでピットに入ります。と、井出が止まっています。
バリチェロ10秒ペナルティー後ピットを出ていきます。
開幕2戦のバリチェロは、去年の琢磨を見ているような流れの悪さですね。

残り18周でフィジケラがピットイン、今回は普通の給油時間でピットアウトします
同じ周バトンもピットイン。ピットアウトで、またもやモントーヤの後です。
今日のバトンはモントーヤと周回遅れにかなり引っかかっています。

残り14周でモントーヤが、残り13周でアロンソがピットイン。
アロンソ6秒4でピットアウト、バトンを抜いて2位です。
残り11周でミハエルがピットイン。セカンドスティントを長めに取ったピット戦略ですが裏目に出ました。
ピットアウトでマッサの後ろです。

残り11周全員ピット終了後の順位はフィジケラ、アロンソ、バトン、モントーヤ、ハイドフェルド、マッサ、ミハエル、ビルヌーブの順で、ルノーのワンツーです。

残り4周、CMの間にハイドフェルドがいなくなりました。
ここで、ビルヌーブとラルフが接近戦になっています。

このまま、チェッカーフラッグ。

結果ではルノー圧勝ですが、ホンダもほとんど差が無いように感じます。
アロンソのファーステストラップは、後半のショートスティントの時のタイムです。
ホンダには、廻りのマシンとのタイム的位置関係w考える必要があるでしょう。
ピットアウトのたびにモントーヤに引っかかったり、ピットイン直前に周回遅れに引っかかっていましたからね。
マクラーレンはモントーヤにやる気が無いのか、マシンがあまり良くなかったのか判断しにくいですね。
フェラーリはマッサを見ると速そうですが、ミハエルにトラブルが無かったのであれば遅そうに感じます。
ひょっとしたらロングランを始めから決めていたマッサのタイヤが良かったのかもしれません。

今年は、近年珍しく2戦見ても各チームの力が判りません。
結果だけ見るとルノーが圧倒的なのですが、レースの映像を見ている限りでは、飛びぬけて速いという感じを受けないですから。

今回のロズベルグは、エンジンブローの原因が気になるところです。
ウィリアムズチームのコメントが気になります。

スーパーアグリは、ちゃんとピット作業が改善されてましたね。
琢磨の完走と井出の前回と同じ位でのリタイアが良くも悪くも面白いです。
次回、その次との間で一息つけるでしょうから、新車の開発が進むことを期待しましょう。



結果
ポールポジション  ジャンカルロ・フィジケラ
優勝  ジャンカルロ・フィジケラ
2位  フェルナンド・アロンソ
3位  ジェンソン・バトン

ファーステストラップ  フェルナンド・アロンソ
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