2007年 F1 TV観戦記 第14戦 ベルギーGP
 
 
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いよいよベルギー グランプリがはじまりました。
スパイ疑惑の裁定でマクラーレンがコンストラクターズチャンピオンシップから除外、しかしドライバーズチャンピオンは依然ハミルトンとアロンソの一騎打ちが続きます。

ポールポジションはライコネン、2位マッサとフェラーリがフロントロー独占。
対するマクラーレンは3位アロンソに4位ハミルトンと真後ろにつけています。
クビサが5位と健闘するもエンジン交換で15番スタート。
好調ロズベルグも6位につけました。

日本勢はトヨタのトゥルーリが9位に食い込み、ラルフも12位とトヨタが優勢です。
ホンダはバトンの14位が精一杯で、バリチェロが18位、スーパーアグリの琢磨が19位、デビッドソンが21位と下位に沈みました。
今回はトヨタのポイント獲得に期待です。

今回の結果次第でフェラーリのコンストラクターズチャンピオンが決まります。
BMWは阻止できるでしょうか。



いよいよベルギーグランプリのスタートです。
今日は天候には不安は無いようで、コース上でのバトルが楽しみです。
スパイカーがソフトタイヤスタートの賭けに出ました。

フォーメーションラップが終わり、スタートです。
トップ4はスムーズに加速。
ハミルトンが最初のコーナーで並びかけるも、アロンソが譲らず、ハミルトンがはじき出される形となりました。
ランオフエリアが広いことを利用したアロンソの幅寄せですが、ちょっとバトルとは呼べないやり方です。
後ではウェーバーもランオフエリアに出ていました。

オープニングラップはライコネン、マッサ、アロンソ、ハミルトン、ロズベルグ、コバライネン、ウェーバー、ハイドフェルド、ラルフ、クルサードのトップテ ンに、トゥルーリ、バトン、クビサ、リウッツィ、スーティル、ブルツ、バリチェロ、ベッテル、琢磨、左近、デビッドソンと続きます。
スーティルのソフトタイヤスタートは、現在のところ良い結果となっているようです。

ピットスタートのフィジケラがピットに戻って、そのままリタイアです。
今回の(最近の)フィジケラは良いところがありません。
ここでブルツがスピン、なんとかコースに復帰しました。
そして、ウェーバーがコバライネンをパス、6位浮上です。

残り37周でトップのライコネンとのタイム差は、マッサ2.4秒、アロンソ5.8秒、ハミルトン8.0秒、ロズベルグ13.4秒、ウェーバー15.4秒、 ハイドフェルド19.0秒、コバライネン23.0秒です。
また、スーティルはソフトタイヤ効果か、12位まで上がっています。

コバライネンの真後ろにクビサが迫ります。
ストレート直後の立ち上がりでクビサが並びかけますが、ここはコバライネンが抑えました。

残り36周でベッテルがピットイン、そのままガレージに入りリタイアです。
残り33周でクビサがようやくコバライネンをパス。
ストレートエンドのブレーキ競争でギリギリ、なんとか絡まずに抜いていきました。
新人ですが、さすがに周りが見えていますね。

残り29周でライコネンがピットイン、ハードからハードタイヤに交換、アロンソが入ってきたために出るのがちょっと遅れ、9.3秒でピットアウトします。
そのアロンソもハードからハードタイヤに交換、9.5秒と長めの給油でピットアウトです。

そして残り28周でマッサがピットイン、ハードからハードタイヤに交換、軽くフロントウイングを調整し、8.5秒でピットアウト。
ハミルトンもピットイン、ハードからハードタイヤに交換、9.6秒とこちらもアロンソ同様長めの給油でピットアウトします。
マクラーレンはソフトタイヤに不安があるのか、ソフトタイヤで走る時間を短くする作戦のようです。

残り26周でハイドフェルドがピットイン、ハードからハードタイヤに交換、7.3秒と短めの給油でピットアウトです。
ちょっと変則気味の2ストップです。

ここでの順位はトップのライコネン、以下、マッサ、アロンソ、ハミルトン、コバライネン(0)、ハイドフェルド、ラルフ(0)、ロズベルグ、ウェーバー、 クルサード(0)のトップテンに、クビサ、バトン(0)、リウッツィ(0)、琢磨(0)、バリチェロ(0)、ブルツ(0)、トゥルーリ、スーティル、デ ビッドソン(0)、左近と続きます。
  (0)のドライバーはまだピットインしていません。

残り25周、クビサが今度はクルサードの真後ろに迫っています。
しかしベテランのクルサード、さすがに隙を見せないようで、クビサには抜ける様子が見えません。

残り23周、トヨタの2台はピット作業で、ハードからソフトタイヤに交換したようです。
ここで賭けに出ましたか、しかしワンストップだとタイヤが不安です。

残り22周でコバライネンがピットイン、ハードからソフトタイヤに交換、長い給油でピットアウト。
ワンストップですが、タイヤの耐久性からすると微妙な長さです。
ここでバリチェロがストレートエンドでオーバーラン、コースには戻りましたが、ブレーキの効きが悪くなってきているのかもしれません。
そしてクルサードは、まだクビサを抑えています。
ここで、ブルツがコースオフ、なんとかコースには復帰しましたが、その隙に左近がポジションアップです。
今回のブルツは不安定な走行が続いていますから、何かトラブルを抱えているのかもしれません。

残り20周でバトンがピットイン、ハードからソフトタイヤに交換、長い給油でピットアウト。
こちらは確実にワンストップ作戦でしょう。
リウッツィもピットインしていましたが、こちらもワンストップのようです。

残り18周、ハミルトンの前でデビッドソンがコースオフ、なんとかコースには復帰しましたがブルツに抜かれました。
そしてバリチェロがピットインしたようで、こちらもワンストップです。

残り17周での順位は、ライコネン、マッサ、アロンソ、ハミルトン、ハイドフェルド、ロズベルグ、ウェーバー、クビサ、コバライネン、ラルフのトップテン に、トゥルーリ、クルサード、スーティル、バトン、琢磨、リウッツィ、バリチェロ、左近、ブルツ、デビッドソンと続きます。
全員がワンストップ終了、これからは2ストップのドライバーと1ストップのドライバーとのタイム差が勝負の分かれ目です。

ピットストップの時間は琢磨が最短です。
危険なスパのピットレーンでの、走行のスピードが速いようです。

残り14周でロズベルグがピットイン、ハードからソフトタイヤに交換、7.6秒でピットアウトします。
そして残り13周でライコネンがピットイン、ハードからソフトタイヤに交換、6.8秒でピットアウト。
アロンソの後、ハミルトンの前でコースに復帰しました。

ここでクルサードがクルマを降りています。
マシントラブルか、スローダウンしてのリタイアでした。
そして燃料が軽い琢磨がバトンを綺麗にパス、14位に浮上です。

残り12周でマッサがピットイン、ハードからソフトタイヤに交換、6.3秒でピットアウト。
そしてトゥルーリがピットイン、2ストップでした。

残り11周でアロンソがピットイン、ハードからソフトタイヤに交換、5.8秒でピットアウトです。
ここでハミルトンはアロンソとのタイム差約4秒を逆転出来るでしょうか。
クビサもピットイン、ハードからソフトタイヤに交換、5.9秒でピットアウトします。

残り10周でハイドフェルドがピットイン、ハードからソフトタイヤに交換、6.0秒でピットアウトです。
ここでアロンソが自己ベスト更新、ソフトタイヤの初期の速さを上手く使っています。
対してハミルトンはまだ引っ張っています。

残り8周でブルツがピットインしてリタイアしています。
残り7周、ハミルトンがようやくピットイン、ハードからソフトタイヤに交換、6.3秒でピットアウト。
アロンソの後でコースに復帰です。
そしてバトンがピットイン、そのままリタイアです。
リア部分から煙が見えます。

残り3周でライコネンとマッサの差が2.0秒、ハミルトンはアロンソより1秒速いペースでアロンソを追っています。
チームメイト同士のバトルが最後に見られるかもしれません。
ここでの順位はトップがライコネン、以下、マッサ、アロンソ、ハミルトン、ハイドフェルド、ロズベルグ、ウェーバー、コバライネン、クビサ、ラルフのトッ プテンに、トゥルーリ、リウッツィ、バリチェロ、スーティル、琢磨、デビッドソン、左近と続きます。
コバライネン、ラルフ、リウッツィ、バリチェロ、デビッドソンは1ストップです。

残り2周、ハミルトンが珍しくオーバーラン、大事には至りませんが3秒近いロスになりました。
そしてファイナルラップに入ります。

そのままライコネンがトップチェッカー、マッサが続き、フェエラーリのコンストラクターズチャンピオンが決定。
アロンソ、ハミルトンが続き、ドライバーズポイントは2ポイント差。
ライコネンも13ポイント差で、なんとかチャンピオンシップ圏内に踏みとどまりました。

5位はハイドフェルド、6位ロズベルグと最近おなじみの顔ぶれです。
ウェーバーが健闘の7位、コバライネンが連続ポイント獲得を続けています。

日本勢はラルフの10位が最高、トゥルーリ11位、バリチェロ13位、琢磨15位と、日本グランプリ直前に 今ひとつぱっとしない結果となりました。

次戦は日本グランプリです。
コンストラクターズタイトルは確定したものの、ドライバーズタイトルは最後までもつれそうです。
また、マクラーレンのスパイ事件では、ドライバーズタイトルは混戦なので興行成績の為に現状維持にした感じを受けます。
マクラーレンのドライバーがタイトルを獲得した場合、批判が出そうな気もしますから12月の裁定で結果が変わる可能性すら生じそうです。
すっきりチャンピオン決定する為にはライコネンのタイトル獲得を期待したい所ですが、残り3戦、どんなドラマが生まれるでしょうか。




結果
ポールポジション  キミ・ライコネン

優勝  キミ・ライコネン
2位  フェリペ・マッサ
3位  フェルナンド・アロンソ

ファーステストラップ  フェリペ・マッサ

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